店舗内装の見積もりに注意しよう!
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このページでは「店舗内装の見積もりに注意しよう!」をご紹介しています。
内装工事は、これからお店をオープンしようとする経営者にとって非常に重要な要素となります。
なぜなら、内装工事費は開業資金の50%以上を占める大きな事業だからです。
しかし、内装工事は専門性の高い分野であるため、経営者自ら優良な業者を探したり、見積もりを精査するのは困難です。
ですから、より信頼ができて、提案力や技術力に長け、且つ適正な価格で工事をしてくれる優良業者に工事を発注する必要があるのです。
ここでは、見積もりを取る際に注意しておくべきことをご紹介します。
目次
相見積もりを取ろう!
限られた1社のみからの見積もりだけでは、各内装工事項目が適正な価格なのかについて比較対象が無いため、全く検討することができません。
なので、1社で決めること無く、複数の業社に見積もりを出してもらいましょう。
実際に相見積もりをとってみると、あがってきた見積もりには意外と気付くことが多いです。
「なんで会社によってこんなにも金額が違うのだろう」、「この項目は他の業者では無かった」など様々な疑問が浮かぶと思います。
実際の現場では、見積りの形式について、特に決まったルールはありません。
例えば項目が「1式」や「材料+手間賃」となっていたり、材料、工法も業者によって異なるため、一概に同じ見積りといっても当然結果は異なります。
そんな時は以下のことを改めてチェックしてみましょう。
工事項目の明細の「内容」をチェック。
相見積もりの内容に差がある場合や金額に差がある場合は、それが何のための工事なのか、必要なのかなど、工事の明細を確認し、説明してもらいましょう。
特に一式という言葉がある場合はその一式の内容がなんなのかを明確にしてください。
認識の違いに気をつける。イメージは言葉では伝わりにくい。
これは店舗の内装に限らず、日常生活でも言える話しですが、人に伝えたいイメージが思ったような意図として伝わっていないことはありませんか?
特に内装などデザインの世界では言葉や文字では伝わりにくいことも多いものです。
もし相見積もりを取るのであれば、誰が聞いても、見ても、自分がやりたいこと、仕様が伝わるように要望をまとめる事が必要です。
まずは自分の用意した要望書が的確かどうかを一度考えて振り返る事を忘れないでください。
きちんとした要望書が無いと、どんなに相見積もりをしてもいい結果にはなりません。
やりたいことの優先順位を明確にして伝える。
限られた予算ではどうしても全てを理想に叶えることは難しい場合があります。
むしろそういった場合のほうがほとんどでしょう。
そんな時、自分としてはあまり優先度は高くないけれどなんとなく提出した箇所が、最優先にされてしまい、結果的にコストが大幅に増額された見積書があがってきます。
そこで、内装工事の中でも優先してお願いしたいことを自分の中で整理しておきましょう。
そうすれば、相見積もりを依頼した内装業者もそれを元に最適化された見積もりを上げてきてくれるはずです。
予算、内容の見直しが必要なこともある。
他の内装工事業者から相見積もりをとったら、各項目とそれぞれの金額を比較、検討してみましょう。
ここでもしもトータルの見積もり金額や、項目ごとの金額に大差が無い場合、予算オーバーになっている場合はそもそも「予算、内容」の見直しが必要です。
なお、出来ませんというのは簡単ですが、優秀な内装業者であれば、「ここをこういう風に変えればこのくらい金額を落としつつ、デザインはこういう風にまとまります」などポジティブな提案をしてきてくれるはずです。
単純に「出来ません」で終わる内装業者はオススメできません。